meow meow eye

スーパードルフィーやグラスアイ制作

ドールオーナーになったきっかけ

みなさんがドール沼にハマったきっかけは何でしょうか?

私は「2次元アイドルの追っかけに疲れたから」です。遅ばせながら、アニメ推しの子を見まして、推しの話も挟みつつ。

 

この話、以前Twitterでツイートしたような記憶もありますが、改めてブログに書いておこうかと思います。(色々拗らせてます、長文です)

 

 

中学生の時、深夜アニメの存在を知りオタクの道へ進むことになったのですが、高校生の時に「うたプリ(アニメ)」と出会いました。

ちなみに中学生の時はひぐらしのなく頃にテニプリ黒執事が好きでした。テニプリきっかけで夢女子となりました。跡部王国の民です。黒執事は今でも漫画買っています。セバス、グレル、葬儀屋好き。

 

うたプリの推しはトキヤとレンです。(声優さんは諏訪部順一さんが好きです。)

高校生だったので、バイトでお金を稼ぐことが出来るようになり、バイト代はほぼうたプリグッズに消えていきました。グッズを買う=愛と思っている部分も多少ありました。グッズ厨というやつですね。

Twitterでグッズ交換の交渉に明け暮れる日々でした。(今振り返るとバイトせずに勉強しておけば良かったと猛省しております)

 

しかし、地方住み高校生のバイト代には限界があります。それでも、公式からは永遠とグッズが供給される。供給が多いのは幸せなことだと思いますが、高校生の私にとっては追いかけるのがだんだんしんどくなりました。完全に熱が冷めてしまったきっかけは、Twitterで些細なツイートを見てしまったことでした。私はうたプリアニメ1期からのファンでしたが、新しく繋がったフォロワーさんは第2期アニメからのファンでした。都内在中とのことで、うたプリ関連のイベントに行って限定グッズを購入されているツイートを見ました。グッズ厨していた当時の私は、本当に心が狭いというか…。「私より後から好きになったのに、何で限定グッズ買って…」と嫉妬丸出しになってしまったんですよね。私の方がずっと前からうたプリ好きだったのに!って。拗らせてますね。それにアニメ開始より前から、うたプリが好きな方だって居るのに。

あと、地方住みと都内在住には大きな壁があると思いました。(都内在住の方、不快に思われたら大変申し訳ございません…)やはり、地方在住オタクと切っても切り離せない「交通費」という存在。交通費さえ無ければ!と何度思ったことか。社会人として働いて、ドールオーナーになった今でもちょくちょく思います。

「好きなのに辛い、追いかけるのがしんどい」そう思うようになってしまい、本当に些細なツイートを見て、私のうたプリ追っかけは終息していきました。

 

しかし!今で言う推し活が生きがいになっていた私は、大学生の時に次の推しを見つけてしまいました。ツキウタというコンテンツです。良ければ検索してみてくださいね。私の推しは夜くんです。

またしても、2次元アイドルにハマってしまいました。そして、やはりグッズ厨をエンジョイします。どうやら根っからの収集癖があるようです。基本的にグッズは箱買いで、友人達にも「集め方がやばい」と言われていました。ツキウタでは、特に何か嫌なことがあって追いかけるのを辞めたというより、刀剣乱舞の方に気持ちを持って行かれたことで、追っかけが終息しました。

 

そして、大学生にして初めてまともにディズニーランド&シーに友達と行ったのですが、まあ楽しい!そしてダッフィーに大ハマり。ディズニー、私が2歳か3歳の時に家族で行ったらしいのですが、記憶全く無しです。

ダッフィーにハマった私は、ぬいぐるみを買い漁り、バイト代を貯めて2015~19年の間、年1ですがインパしていました。最後に行ったのはシーで、1人インパでした。1人インパ快適!おひとり様最高!

 

で、刀剣乱舞ですね。今でも少し追いかけています。推しは多いのですが、太郎次郎、薬研、鶴丸、みっちゃん、山鳥毛さんです。

そして、お馴染みグッズ厨の出番です。またしてもバイト代をグッズへつぎ込みました。(いい加減学習しろ)

ただ、とても有難いことに、こんな私にも彼氏が出来まして、刀剣乱舞追っかけが一旦終息しました。彼氏と付き合っている間に、彼氏も刀剣乱舞を始めて、刀剣乱舞熱が再熱して今に至ります。彼氏は私より審神者レベルが上です…。その後、彼氏とは6年付き合った後、結婚。夫になりました。

 

本当に少しの間ですが、「推しは彼氏」という浮かれた状態になりまして、彼氏や自分磨きにバイト代を使うようになりました。

それはそれで楽しかったのですが、2次元アイドルを推している楽しさとはまた別で…。うまく表現出来ませんが、また私は新たな「推し」を探そうとしていました。

 

大学と言っても短大だったので、20歳で就職しました。就職するとお給料が貰えるようになり貯金もしつつ、今までとは全く別の沼にのめり込んでいきました。

紙モノ、マステ沼をご存知でしょうか?この沼、何がきっかけでハマったのか忘れてしまったのですが、もう使い切れない程のマスキングテープを買いました。ここでも、天性?の収集癖が爆発しました。マスキングテープと言っても、柄が「人物」なのです。主に中国で流行っているのですが、絵師さんが可愛い人物イラストをマスキングテープにしています。マスキングテープに剥離紙が着いており、ステッカーのように使える!人物マステを中心に、装飾マステも販売されており組み合わせて手帳に貼ることで、綺麗にデコれます。この沼も次から次へと新作が出る沼で、人物マステは1本2000~2500円ぐらいと、なかなか良いお値段もするので、またしても追いかけるのがしんどくなってしまいました。

 

この沼も楽しかったですが、やっぱり「推し」が欲しいとずっと思っていました。あの推している時の楽しい気持ちが、忘れられませんでした。

 

 

就職して2年目ぐらいの時、人生初の肺炎になりました。咳のしすぎで死ぬかと思いました。仕事のストレスとかではないです。何で肺炎になったのか疑問すぎる。肺炎で1週間丸々会社を休むことに。休みの後半はおおむね元気で、ベッドの上でスマホを観ながらゴロゴロしていました。

 

何となく見ていたTwitterのTLに「オビツろいど」のお写真が。小さい体に可愛いポージング、ミニチュア小物。過去に何回かお写真で見たことがありましたが、特にビビっと来ることは無かったのですが、何故か今回は気になって色々調べました。たぶん、肺炎でベッドの上でゴロゴロすること以外やること無くて、究極に暇だったのです。

ねんどろいどは知っていたので、オビツの方を調べていきました。オビツボディに合うオリジナルヘッドがいくつもあり、さらに調べてパラボックスアゾンスーパードルフィー、ドルクと次々とドール関連のサイトを漁りまくりました。

 

そして、私は「そうだ、推しを作ればいいんだ」という結論に至りました。

 

私がドール沼に片足突っ込んだ瞬間でした。肺炎から復活し、彼氏とのデート中に「ドールお迎えしてみても良い?」と聞いたのを今でも何となく覚えています。

いきなりキャストドールに手を出すのは金額的にも怖かったので、手始めにオビツ11ボディとヘッドを購入して少し遊んでみたのですが、骨折しまくりで。本当に短期間で遊ばなくなってしまいました。

短期間ではありますが、ドールのお写真撮ってみたりするのはすごく楽しかったので、やはりキャストドールをお迎えしてみたい!とスーパードルフィーのことを調べ始めたことで、ドール沼にズブズブと全身浸かっていくことになりました。

 

ここからは、怒涛の展開で名古屋すみかで、勢いだけでSDM35番をフルチョ。この辺りは、夢天使霞様のお迎えレポに少し書いた通りです。

年々ドールが増えていき、ドール用の周辺グッズが増えていき、更にはバーナーと大量のガラスを買って、グラスアイを作るまでに…。ここまで約4年間の話です。

 

この記事を書こうと思ったのは、ドール沼にいても「好きなのに辛い、追いかけるのがしんどい」と思うことが多々あるな〜と感じたことがきっかけでした。

結局、どのジャンルの沼に居ても辛いことがありますよね。この辛い気持ちと、お付き合いしていくためにはどうしたら良いのか。好きだからこそ、熱が入りすぎて視野が狭くなって拗れてしまう。そんな時は一旦、クールダウンが必要なんですよね。ドールとのご縁が無ければ、また次やってくる可愛い子達のための準備。家に居る子達をもっと可愛がる機会だと思い、気長にドール趣味を続けられたらいいなと思っています。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。